お世話になっている方のワンちゃん(ヨークシャーテリア・11歳・♂)が、去年の年末から後ろ足がふらつき始め、年明けからガクっと調子が悪くなり、椎間板ヘルニアだろうと診断されました。
ワタクシがインストラクター(ペット食育指導士)をしている
ペット食育協会で知り合った
紺谷獣医師から、椎間板ヘルニアには鍼がいいということを聞いていて、紺谷獣医師が鍼の勉強をしたという神戸の「たかまる動物病院」のことを教えてくれていました。
ヨーキーちゃんの飼い主さんにも鍼治療のことはお伝えしたんですが、ここ徳島から神戸に行くには明石海峡大橋(高速道路)を通らないと行けません。
飼い主さん、運転はされるのですが、ご高齢で、高速道路の運転に自信がないとのことで、鍼治療、興味はあるけど、神戸までは行けないなぁとおっしゃってたんです。
調子が良かったり悪かったりを繰り返してたんですが、先月、ヨーキーちゃんが歩けなくなり、ご飯も食べず、血液検査で肝臓の数値もかなり悪いとなって、心配で涙を浮かべる飼い主さんの姿を見て、いてもたってもいられず、ワタクシの仕事が休みの日でよければということで、神戸まで運転手をかってでました。
(ワタクシ、ペーパードライバーなので運転するのはダンナですが(大汗))
なかなか休みの日がないので、予約を入れた昨日(3/17)の時点ではちょっと回復して歩けるようにはなってたんですけども・・・。
たかまる動物病院では、院長の渡辺先生がこれまでの経過を詳しく聴いて下さり、ワンちゃんの歩き方や表情もチェックしているようで、ホントに親身になってご説明してくださいました。
これまでの血液検査の結果や今飲んでるお薬や食べているご飯も持って行って、チェックしてくださり、いろいろアドバイス頂きました。
鍼も打ってくれましたよ〜。
ヨーキーちゃん、鍼を打ちこむときは、「なんかしてるの?」みたいな感じで、ほとんど気にならなかったようです。
電気のクリップを挟むとき、毛と一緒に皮膚が挟まったみたいで、1回「ウッ!?」となってましたが(苦笑)。
渡辺先生によると、「椎間板ヘルニア」と診断されるコのうち、8割は単なる腰痛、だそうで、腰痛だと鍼治療で完治することが多いようです。
残り2割がホントのヘルニアってことになるのですが、お連れしたヨーキーちゃんは、どうやらホントのヘルニアだということで、完治は難しいかなぁ、と。
でも、今、歩けてるので、これを維持していくための方針を立ててくださいました。
椎間板ヘルニアでは、典型的に片側の筋肉が落ちていくそうで、このヨーキーちゃんも、3.5kgくらいの大きさなのに、太ももの太さ(周囲)が右と左で1.5cmも違っていました。
腰の筋肉も左側だけえぐれたように落ちています。
筋肉が落ちた分、痩せてしまっているので、しっかりお肉を食べてもう少し太りましょう、ということでした。
おぉぅ、これはヨーキーちゃん的には嬉しいですね(笑)。
と、同時に、足の筋肉を少しでもつけるために、足に力を入れるためのリハビリをやりましょう、ということで、4種類の動きを教えてくださいました。
それと、とにかく背中を冷やさないように、ということだったんですが、実はこのヨーキーちゃん、お世話になっている方の愛犬なので、年明けから、うちのお店の裏メニュー(笑)「温灸」をしています。
この温灸も続けていいですよ、肝臓にも良いと思います、とのこと。
やっといて良かった〜(涙)。
とりあえず、飼い主さんは、知り合いに頼んで月1回か、もう少し多く通えるかも、ということだったので、リハビリとお肉いっぱいの美味しいご飯を食べつつがんばりましょう!ということになりました。
うちのお店での温灸も続けていくので、また様子を書いていきたいと思います。
PS
お食事の指導もしてくださいましたが、基本的にはワタクシがインストラクターを勤めているペット食育協会でお伝えしていることと同じでした。
うちのお店での食事セミナーは、4月と6月に開催されます!
詳しくはコチラ・・・↓
ペット食育協会(R) 入門講座 in あにまるわいやーど
2015年4月26日(日) - PM 2:00 〜 PM 4:30
2015年6月28日(日) - PM 2:00 〜 PM 4:30