というのが話題になっているそうで。
ここでいう「バッドデザイン」とは、
「かっこ悪い」「ダサい」などの主観的な評価ではなく、
「誤操作や誤認を誘発する」「精神的な不快感を誘発する」
といった基準で、使い方を理解しにくく、
ときには危険を招きそうな公共物、という基準があります。
詳しくは、見て頂いたら分かるのですが、
「どーしてこーなった!?」という
デザインばかりです(^^;)
でもね。
ワンコからしたら、飼い主のバッドデザインのせいで
「悪いコ」「バカ犬」呼ばわりされているってことも
多いんです。
たとえば・・・
洗濯物にいたずらする悪いコなんです、という場合。
ワンちゃんが洗濯物にたどり着けてしまう
家の中の導線が悪いんですよ。
洗濯物がある場所に、ワンちゃんが行けないように
家の中をデザインすればいいだけのお話ですよね。
トイレがうまくできないんです、という場合。
「ここがトイレだよ。
”安全”だから、安心して排泄できるよ。」
と”ワンちゃんに分かるように”伝えられてますでしょうか。
「ここがトイレだよ」と教える方法は、
ワンちゃんがもよおしたときに、
足の裏に感じる感触(トイレシートの感触)を
記憶させて、足の裏にトイレシートの感触を
感じる場所がトイレだと覚えこませます。
なので、”もよおしたとき”に
必ず、”トイレシートの上にいる”ように
タイミングをデザインする必要があります。
それから、落ち着いて安心してトイレができるように
静かな環境を整える(デザインする)ことも必要です。
ワンちゃんに何か問題行動があるなら、
それが ”できない”ように、
環境を整えてあげる=デザインする、
のが飼い主さんの役割です。
もしくは、ワンちゃんが良い行動を
しやすいように演出=デザインする
必要もあるでしょう。
ワンちゃんに「なにかをさせよう」とか
「こうなってほしい」とか要求するのではなく、
(そんなこと要求したって、ワンちゃんに
メリットがなければ、そうなるハズがありません)
普通に生活してれば「自然とそうなる」状態に
環境をデザインしていくのが、飼い主としての
醍醐味、面白味、だと私は思うのです。
記事のバッドデザインは、作り手側に
使う人の気持ちになって、
使う人に使い方がすぐ伝わるように、
という気持ちが一切感じられません。
しつけがうまくいってないとお悩みの
飼い主さんも、
ワンコの気持ちになって、
ワンコがどうすればいいか伝わるように、
接してあげられてない可能性があります。
デザインを変えることで、
使い勝手が劇的に良くなるように、
飼い主さんの接し方や、
環境のデザインの仕方を変えることで、
ワンちゃんも劇的に変わります。
・・・・変え方が分からない、
どうデザインすればいいか分からない、
という場合は、プロのしつけトレーナーさんか、
ワタクシにご相談ください(笑)。
☆☆ 愛犬のための健康講座 開催日程 ☆☆
- - 2018年 1月14日(日) - PM 2:00 - PM 4:30
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