[引用元:朝日新聞デジタル]
記事によると・・・
(以下引用)
2013年、デンマークの研究者らが米医師会雑誌に発表した論文では、46の質の高い比較試験を分析した結果、ビタミンEのサプリメントを取ったグループの死亡率は取らなかったグループの1・03倍だったという。差はわずかだが統計的に意味のある差だった。
(引用ここまで)
とのこと。
油に溶けて、水に溶けない「脂溶性ビタミン」は、摂取のしすぎが良くないっていうのは、以前から言われていましたね。
ペットフードの栄養基準(AAFCO)でも、脂溶性ビタミンは過剰量(これ以上入れてはいけない量)が決まってます。
といっても、最低量(これ以上入れなくてはいけない量)の100倍以上多かったりするので。。。
どのくらいの量が多すぎるのかというと、この記事の中では人間の基準が書かれていますが・・・
(以下引用)
田島真・実践女子大学長(食品学)は「ビタミンEの豊富な食事から多く取るのはいいこと」という。
どれぐらいの量がよくないか。厚生労働省の基準では成人で1日あたりビタミンEの主成分αトコフェロールで650~900ミリグラムが上限だ。食事で超えるのは無理だが、サプリメントだと3、4錠で超えてしまうものもある。これは短期間で影響が出なかった量で、長期の影響は論文によって結論が違うので考慮していないという。
(引用ここまで)
結局、サプリメントで不自然に一気に摂取すると危ないかもよ〜ってことですね。
ペットの場合も同じです。
野菜や肉・魚などの生鮮食品から摂取できる栄養素の量は、いくら「多く含まれる」といっても、ごく少量。
しかも、ほかの栄養素もいっぱい含まれているので、濃度としては、すごく薄いということになります。
数年前、アメリカでキシリトール入りの人間用のお菓子を食べてしまった犬が腎不全を起こして死んだというニュースがあって、
「イチゴにもキシリトールが含まれてる!うちの犬、イチゴ大好きでいっぱい食べてるんだけど、どうしよう・・・(T_T)」
なーんて心配されている飼い主さんがいらっしゃったのですが、イチゴに含まれてるキシリトールの量なんて、ごくごく微量なので、心配はいりません。
(アメリカンな甘いお菓子は、かなりの量のキシリトールが入っているそうです)
アロマセラピーやハーブを使うとき、注意事項でよく言われることが「濃度に気をつけて!」ということです。
特にアロマセラピーの精油は、植物の成分がものすごく濃縮してますから、原液の扱いは注意が必要なのですよ。
濃度が濃いと毒、薄いと薬、というのは、薬学の基本です。
なので、ペットの食も、サプリとかに頼らなくてもいーですよ〜!
・・・っていうような栄養学は、ペット食育士2級認定講座でみっちりやります。
栄養学の基礎が分かっていれば、「過剰摂取」が危ないかもしれない栄養素なんて基本中の基本なので、こういう記事で心配する必要もありません。
2級講座は、入門講座を受講した人しか受けられないのですが、
今年の秋(秋はイベントが多いので冬になるかも)には、うちのお店で開催する予定です♪
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『』 5月10日(日)13:30〜16:00
『』 6月14日(日)14:00〜16:30
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