正確なタイトルは「図上訓練」なんですけども。
「図上訓練」っていっても、よく分からないですよね。
演劇などで言うところの、
「役者の顔合わせ&台本の読み合わせ」
みたいな感じです。
想定されるシナリオ(台本・紙の資料)に沿って、
災害が起きてからの流れを把握しておく、
読み上げられる流れにそって、頭の中で現場を想像しながら
出てくる疑問や課題を発表する、という感じでした。
環境省(と徳島県)が主催だったんですけども、
ペットに関するこういう訓練は、
今回が全国初の試みなんですって。
今後、熊本・三重でも実施されるそうです。
現場がどれほどパニックになるのか、
交通状況がどうなるのか、とか、
想定できないことが多すぎて
シナリオを読み進めるだけでも、
めちゃくちゃ不安になります。
でも、こういった訓練で、どのあたりの不安が大きいのか、
どこで混乱が起きそうなのか、把握しておくだけでも、
対策がしやすいのかなと思いました。
準備不足だと分かるだけでも、進歩ですよね。
全国組織のペット災害対策推進協会(旧:どうぶつ救援本部)からも
役員さんがお越しになってました。
シナリオ訓練後の総括をされたんですが、
ペット災対協も以前の組織から合わせると、
かなり長く続いていて、いくつもの大災害を経験して、
ノウハウの蓄積も多くなってきているので、
支援体制は、たぶん問題ないと思います。
問題は、現場の受援体制です。
今回、シナリオ上(机上)の訓練でしたが、
それでもいろいろ課題が見えてきたので、
愛護センターさんや行政のほうで
今後、どんどんブラッシュアップされると思います。
いつ大災害が起こるかは分かりませんし、
どれだけ準備しても、その準備を超える
災害が起こるかもしれません。
でも、大事な家族・ペットを守るために、
できることを、できるだけ、
準備しておけたらいいなと思いました。
☆☆ 愛犬のための健康講座 開催日程 ☆☆
- - 2017年11月19日(日) - PM 2:00 - PM 4:30
- - 2018年 1月14日(日) - PM 2:00 - PM 4:30
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