こんなご相談がありました。
「うちのコ、小食で。
1日1食なんですけど、それでも残す日があります。
大丈夫でしょうか?」
Rちゃんは、体重3kg以下の小さいワンちゃんです。
トリミングのときに体を触りましたが、
そんなに痩せてはいません。
ってことは、1日1食で、時々残すくらいの量で
Rちゃんが使うエネルギーがまかなえている、
ということです。
小さいワンちゃんで、省エネのコは、
こんな量でいいの?っていうくらい少ない量で
大丈夫なコがいます。
体を触って痩せてない、
下痢などをしてない、
元気に動いてる、
という場合は、ムリに食べさせる必要ないです。
また、犬っていう動物は、
もともと毎日ご飯を食べる習性がなかったので、
(ちょこちょこご飯を食べる猫に比べたら、
犬は、一気食い・ドカ食いですよね。
それは、食べられるときに食べておく
=毎日獲物が食べられなくても大丈夫、
という食生活の名残です。)
1日1食でも全然かまいません。
で、「痩せてないから大丈夫ですよ~!」と
お伝えしたら、
「この犬種だったら何kgくらいが調度いいんでしょうか?」
と聞かれました。
えとですね、同じ犬種でも、ワンちゃんによって
骨格も筋肉量も全然違うので、
この犬種は何kg、とは言えないのです。
太ってるか痩せてるかは、体重じゃなく、
体を触ってチェックします。
触るところは3か所です。
背骨・肋骨・腰。
背骨がコツコツ手にあたる、
肋骨がうっすら感じられる、
腰にくびれがある、なら、標準体型です。
ちなみに、体型の基準はコレ↓
BCS(ボディコンディションスコア)といいます。
標準体型のときの体重をチェックしておいて、
その体重を、そのコの基準にする、ならOKですが
犬種による適正体重なんてものはないので、
ご注意を♪
Rちゃんの飼い主さまは、「痩せてない」
「食が細いのがこのコの標準」ということが
分かって、とても安心されたようです♪
明日は、そんな体型のお話も含めて、
食と健康全般に渡ってお話しする
ペット食育入門講座です♪
今日、最後の1席も埋まって、
満員御礼となりました!
次回は、1月に開催しますので、
食や健康でお悩みがある飼い主さまは
受講しておくと安心ですよ♪
☆☆ 愛犬のための健康講座 開催日程 ☆☆
- - 2018年 1月14日(日) - PM 2:00 - PM 4:30
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