2017年9月3日日曜日

粘膜の防御力をあげる方法

昨日のブログで、

体の表面の毛が少ない部分、粘膜に近い部分は、

防御力が弱いので、そのあたりを

汚いもの(バイキンがいっぱいいそうなもの)に

あまり近づけないようにしましょうね、

というお話をしました。


防御力が弱い、と言われてしまうと

「じゃあ、そこからバイキンがいっぱい入ってくるの!?
 こわーーい!!」

と思われるかもしれません。

でも、皮膚&毛という重装備に比べたら

弱いけど、防御力が無いわけではありません。


皮膚&毛が「鉄のよろい」だとしたら

毛が少ないところや粘膜周辺は「皮のよろい」くらい?

(よけい分かりづらかったらスミマセン(^^;))




ただ、粘膜自体は、丈夫さでは皮膚&毛には劣りますが、

殺菌力が強い”粘液”を出してきますので、

かなりの防御力があります。


ちょっとやそっとのバイキンは

すぐやっつけることができます。

バイキン側から見れば「毒の装備」っていう感じです。


でも、粘膜は柔らかいので、やっぱり傷つきやすいです。

壊れやすい分、再生も早いのですが、

再生するよりも早く壊されていくと

炎症がずっと続く、という感じになります。


これが膀胱で起こると、どうなるかというと・・・


 陰部・おちんちんから雑菌が入る

    ↓
 
  膀胱に感染

    ↓

 膀胱の粘膜で炎症(膀胱炎)

    ↓

 炎症で死んだ粘膜が剥がれ落ちる

    ↓

 膀胱にたまった尿のなかで
 剥がれ落ちた粘膜を核にして
 ミネラルが集まって来て
 結晶(結石)ができる 


という流れになります。

なので、膀胱炎&結石を予防しようと思ったら、

(1)  陰部・おちんちんからの感染を防ぐ

(2) (膀胱の)粘膜を健康にたもつ

(3) おしっこの量を増やす
 (おしっこの量が少ないと、
  粘膜の核とミネラルがくっつく
  確率が高くなります)

の3つになります。


(1)は、こないだからお話してるように

できるだけ外で排泄させない、

家の中にたくさんバイキンを持ち込まない、
(=飼い主さんが健康でいる)

という感じで、対策できます。


(3)は、ご飯から摂取する水分の量を

増やしてあげればいいだけですね。


(2)の粘膜を健康に保つ方法は、

ビタミンA・B・Cをしっかり摂ること

と言われています。



人間の風邪予防も、緑黄色野菜をしっかり摂って

鼻やノドの粘膜を丈夫にしましょう、と言われますよね。


あと、ネバネバ食品に含まれる

「ムチン」という成分も

粘膜を潤してくれると言われています。

納豆とか山芋とかオクラとかですね。


ペットフードに含まれるビタミンは

「ビタミン剤」を添加してるだけなので、

できれば、新鮮な野菜から摂取してあげたほうが

吸収力が良いような気がします。
(経験談です)


粘膜を潤すには、水分も必要なので、

水分もビタミンも一緒に摂取できる

お野菜は、優秀な食材なのです♪




ドッグフードを食べている場合でも、

冷蔵庫に入っているお野菜のうち、

ネギ類以外のものを何種類か、ちょっと茹でて

ゆで汁と一緒にフードにかけてあげる

という方法でもOKですよ~♪


明日は、バイキン対策その3を書きますね~!




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