昨日は、バイキン対策の番外編のような感じで、
膀胱炎&結石の仕組み、予防法について書きました。
気になる方、見逃した方は、
昨日のブログを見てくださいね~。
(ペーハーコントロールのフードを食べてれくれないとお悩みの飼い主さまは特に)
今日は、こないだからシリーズみたいになってる
バイキン対策のその3、
『体の中に入ってからの対策』
について書きます。
といっても、雑菌・ウィルスが体にくっついた時点から
あとは、体の防御力にお任せするしかないんですね。
まずは、皮膚&毛で防御。
皮膚&毛には、外敵を体の中に入れない
強力なバリア機能があります。
粘膜周辺にバイキンがくっついた場合は、
粘膜の殺菌攻撃で撃退。
皮膚や粘膜が傷ついたりして、
防御を突破されたら、
今度は白血球の皆さんが駆けつけます。
皮膚や粘膜が、警察や海上保安庁みたいな役割で、
いつも体の治安を守ってくれているけど、
強力なテロリストが攻めてきて、
通常の防御を突破されたら自衛隊(白血球)が出てくる、
みたいな感覚です。
このときに、外からできることは、
自衛隊(白血球)の皆さんの
邪魔をしない
ことです。
たとえば、
白血球(自衛隊)がバイキン(テロリスト)と戦うと
その周囲が熱くなります。
そのほうが白血球(自衛隊)が活動しやすいからです。
それが”発熱”です。
ここで発熱を止めてしまう解熱剤を使ったら・・・・
白血球(自衛隊)の皆さんに、
厚手のコートを1枚、強制的に着せるようなものですね。
動きにくいったらありゃしない、ということです。
命にかかわったり、後遺症が残ったりするような
発熱以外は、基本的に解熱はしないほうがいいです。
人間の小児科もそういう流れのようですね。
小さいお子さんがいるご家庭では、常識でしょうか。
あとは、白血球(自衛隊)さんが
急いで現場にかけつけたり、
攻撃をしたりするときは、
基本的に血液やリンパ液に乗っていくので、
水分をたくさん摂取させる、というのも大事です。
攻撃するときには、ビタミンをたくさん使うので、
ビタミンの補給もあったほうがいいですね。
まとめると、、、
○ 正常に戦っている間は、薬で戦いを止めない
(明らかに相手が強くて苦戦してるとき(病気のとき)は
いったん薬の力を借りることも必要なので
獣医さんとよく相談してください。)
○ 水分・ビタミンを補給する
こんな感じです。
あとは、新たな敵を送り込まないように
歯磨きをする
のも大事です。
「そのくらいしかできることないの~!?
もっとなにかしてあげたい・・・」
と思われますでしょうか?
基本的には邪魔をせず、
専門家(白血球)にお任せしたほうがいいのですが、
一応、古来から「体にいい」とされている食材
などは、白血球さんのアシストやフォローを
してくれるようです。
そんな食材などなどは、明日ご紹介しますね。
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