2020年に父が膀胱がんになりました。
2022年の今、父に膀胱がんはありません。(経過は観察しています)
この間になにをしたのか、こちらのブログで連載していきます。
長期になると思います。省略する部分もあります。
もし、先に全部読みたいという方がいらっしゃったら、
それでは、連載5回目(第1章1話-1)始めます。
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父の膀胱がんが治った話
1.父はどんな状態だった?(癌とは?病気とは?)
(1)癌って何? ーガンになるための4条件ー
癌細胞とは、簡単に言うと、細胞のミスコピーの生き残りです。
私たちの体は細胞でできています。
細胞は必要に応じて(炎症や老化などで細胞が足りなくなったら)、分裂して増えます。
分裂、というのは、もとの細胞をコピーするように同じ細胞を増やすことです。
何回も繰り返し分裂(コピー)していると、元の細胞とちょっと違うミスコピーができてしまいます。
☆免疫細胞が片付けてくれる
本来、そのミスコピーは、体のお掃除担当(免疫細胞)が片付けてくれます。
でも、ほかのゴミ(細菌・ウィルス)が多くてお掃除担当が忙しかったり、
ミスコピーの量が多すぎたりすると、片付けを免れる細胞が出てきます。
(ミスコピーは一定の確率で普通に起こります。が、いわゆる”発がん性”といわれるモノが体の中に多いと、ミスコピーの確率が高くなると考えられています)
☆自ら消える(アポトーシス)
片づけを免れても、異常な細胞は自分で死んでしまうようにプログラムされています(アポトーシスといいます)。
でも、その自分で死んでしまうプログラム(アポトーシス)がうまく機能しないことが、たまにあります。
(これも、発がん性物質が多いと起こりやすい)
☆さらに強い免疫細胞
そうやってアポトーシスが起こらずに生き残った異常細胞も、体の警察担当(お掃除担当より強い免疫細胞)がやっつけてくれます、普通は。
それすらも免れて、増殖し始めるのが癌細胞です。
<次回に続く>
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