2017年9月21日木曜日

どうして猫の登録はないの?

昨日のブログを読んでくださったお客さまから

「どうして犬の登録はあるのに、猫の登録はないの?」

と聞かれました。

ほかにも疑問に思う方がいらっしゃるかなーと思うので、

その理由を書いておきますね。



”犬の登録”を義務付けている法律は

「狂犬病予防法」という法律なんですよ。

動物愛護法とかじゃないんです。


狂犬病のことは、みなさんご存知だと思うんですが、

(若い方は知らないかな??)

発症したら100%死ぬ怖い伝染病です。

(感染しても発症前ならワクチンで
 対処することができますけどね)


日本では、今は狂犬病はなくなってるんですが、

世界では毎年何万人も死んでいて、

まだまだ猛威を振るってる

結構コワイ病気なんですよ。

日本人でも、海外で犬にかまれて

狂犬病を発症して亡くなっている方が

最近でもいらっしゃいます。


狂犬病ウィルスは、犬って字が入ってますけど、

ホントは哺乳類全部に感染します。

ネコ、アライグマ、コウモリ、ネズミなどなど、、、

もちろん人間にも。


狂犬病は、発症すると神経を侵していくので、

神経症状が現れます。

犬が狂犬病になると、

ヨダレを垂らして噛みつきまくる、

というイメージがあると思うのですが、

そちらは狂躁型という症状です。

大方の哺乳類は、もう1つの症状である

麻痺型を発症することが多く、

こちらは全身が麻痺して動けなくなるので、

ウィルスの蔓延、という意味では、

狂躁型のほうが危険なんですね。


で、犬は狂躁型を発症することが多く、

人間への狂犬病の感染は、

犬経由が95%らしく、犬の予防ができていれば、

人間への感染は防げる、ということらしいです。


なので、犬は登録して狂犬病の予防注射してくださいよ、

という法律ができたワケですね。


「でも、日本にはもう狂犬病はないから

 予防しなくていんじゃないの?」

と思われます?

日本では、今は発生してないですが、

中国・韓国・ロシアなどなど、

日本の周りの国では普通に発生してます。


忘れてはいけないのが、

狂犬病ウィルスは、哺乳類全部に感染する

ということです。


海外から日本へ輸入されるものは

ほとんどが船で、コンテナに入れられて運ばれてきます。

ロシアでは猫は船の守り神だそうで、

船に猫を乗せていることも多いんだそうです。

コンテナには、普通にコウモリやネズミが入れます。

検疫前の動物が逃げ出すニュースも

時々聞きますし。。。


ということで、日本も結構キケンな状態ではあるんです。

狂犬病が日本に上陸したとして、

蔓延を防ぐにはどうしたらいいかというと、

全体の60%以上の犬が

予防注射をしてればOKなんだそうで。


犬の登録とか、狂犬病予防注射の義務というのは、

犬のため、というよりは、

人間への蔓延を防ぐため、なんですね。


なので、最近、格安で狂犬病の予防注射を

してくれるサービスがあるみたいですが。


あれ、証明書を持って、正式に役場で

「注射済票」をもらわないと、

全然意味ないですから。

統計をとるために登録制にしてますからね。


そうそうないとは思いますが、

もし日本に狂犬病が蔓延することになった場合、

「注射済票」を持ってない犬は処分、

ってことになっても、文句は言えないワケですよ。


なので、ちゃんとワンちゃんを役場に登録して、

予防注射をしたら「注射済票」をもらっといてくださいね。


法律違反をしながら犬を飼うっていうのも、

あまりキモチの良いものではないと思うので。





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