抜け毛が多かったりする状態で
ご来店されるワンちゃんの飼い主さま。
トリミングが終わって
ワンちゃんをお返しするとき、
「ブラッシングさせてくれました?」
と、よく聞かれます。
まあ、毛をとかないことには終われないので、
イヤがろうが暴れようが、しっかり保定して、
ブラッシングするんでよ。
ブラッシングできてない状態で
お返しすることはありません(笑)。
※ブラッシングすると皮膚が傷んでしまうくらいもつれてる場合は、剃りますけどね。
見た目よりワンちゃんの健康が最優先なので。
といっても、ブラッシングで
暴れ倒したり、噛みついたりするコは、
うちのお客さまワンコのなかには、
ほとんどいませんけどね。
たいてのワンちゃんは、
ちゃんとブラッシングさせてくれます。
「おうちでは(ブラッシング)全然させてくれないんですよ~」
という飼い主さまに、詳しく伺うと、
イヤがられる原因が大体2つあります。
1つは、痛い思いをさせちゃってます。
ワンちゃんじゃなくても、痛いのはイヤですよね。
ワンちゃんにとっては、
痛い=命の危険
なので、それをイヤがるのは当たり前です。
ブラッシングのコツは、
「力を入れすぎない」
です。
ブラシを軽~く持って、
もつれたところでブラシが止まったら、
そこで一旦手を止めます。
で、もつれの下にご自分の指をそえて
指の腹の上でブラッシングして、
もつれをときます。
とけたら、また根本から軽~くときます。
この繰り返しです。
もう1つの失敗の原因は、
「飼い主さまががんばりすぎること」
です。
ワンちゃんのしつけでは、
イヤなことをするときは、嬉しいこととセット
が基本です。
ブラッシングが苦手なら、
例えば、こんな↓固いチーズを噛ませながら、少しずつときます。
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でも、ワンちゃんの集中力は、
そんなに長く続かないので、
チーズの美味しさ&嬉しさよりも、
毛を引っ張られることがイヤになってきます。
イヤなことをするときのコツは、
嬉しいこととセットにして、
嬉しいと思っている間に終わらせる!
です。
たいていの飼い主さまは、
「1回で全身とくぞ!」
と張り切って長時間やっていますから
ワンちゃんがイヤになってしまうんですね。
そんなに欲張らないでください(笑)。
ブラッシングは、2~3日に1回くらいやっていれば
まあ上出来なので、
たとえば、体のパーツを7カ所くらいに分けて
(右耳・左耳・右前足・左前足・胴体・右後ろ足・左後ろ足・シッポ)
毎日1か所ずつ、お散歩帰りに5分だけ、やる。
くらいから慣らしてあげるといいですよ。
(そのときは、もちろん、
美味しくて長く噛めるおやつを
用意してあげてくださいね♪)
飼い主さまがブラッシングに慣れてきたら
1カ所を2カ所に増やしてもいいですよ。
でも、1回の時間は5分以上にならないほうがいいですね。
(ワンちゃんが飽きちゃうので)
5分のブラッシングを1日1回か2回やれば、
2~3日に1回ずつ
全身ブラッシングできてることになりますよね。
おうちブラッシングのポイントは
1.痛い思いをさせない
2.1回は5分以内に終わらせる
(その時、美味しいおやつを噛ませながらやる)
です。
困ってる飼い主さま、ぜひ試してみてくださいね♪
・・・ブラシを見ただけで逃げ回る、
という場合は、また別の方法があるので、
お店でご相談ください♪
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